前回に引き続き、ざっくりと休職中の生活について振り返ってみます。
まず、休職して3か月ほど経ち、投薬の結果も出てきたころの話です。
主治医の先生からは好きなことをしていいと言われたものの以前から趣味などなかったので、新しく趣味を見つけるべく興味のあることに挑戦し始めていきました。
最終的に休職期間中に私がやったことは、こんな感じのことです。
- 編み物
- お菓子作り
- 写経
- アニメ鑑賞
- ドラマ鑑賞
- 読書
- 資格勉強
実は復職した今でも続けているようなことでして、ちゃんと新しく趣味が増えました。
いくつかどんな感じのことをしたのかお話してみます。
編み物
これは一番最初に挑戦したことです。
闘病中は文章を読むのが辛かったですし、お金をかけて何かにチャレンジするのも金銭的に辛かったので、まず初めにあみぐるみの作成動画をYouTubeで探して真似してみたりしました。材料の毛糸は100均で調達しました。
編み物は集中して黙々と作業をすると、その間は余計なことを考えずに済んだので今でも辛いとやることがあります。うつに良いというような内容も見かけたので積極的にやっていました。
最近はコロナ禍でニットセラピーなる言葉もあるようなので、やはり精神的にも良いのでしょうね。
お菓子作り
食欲も戻り始めてくると食べることが好きだったこともあり、お菓子作りに挑戦してみるようになりました。
でも、主に楽しむようになったのは5か月位経った頃からです。
図書館でレシピ本を借りたり、ネットをみたりして美味しそうなお菓子を探し、実際に作って食べる。その一連の流れがお気に入りです。
写経
編み物に近いような感覚で、無心になれます。いわゆるマインドフルネスに近いものがあるのかな。
お手本のとおりに筆で書くのはなかなか難しいですが、編み物と同じで道具が100均でそろうので始めやすいかもしれません。
アニメ鑑賞・ドラマ鑑賞
アニメやドラマを観るのも今ではネットで色々と観れるので自分の好きな時間に見ていました。
文章を読むより頭が疲れないので、体調が悪い時の気分転換には良いと思います。
今思い返してみても好きなことを楽しむと気分がだんだんと良くなっていった気がします。小さなことに幸せを感じられる余裕が少し生まれました。
そして5か月位が経ったころ。
調子が良くなってからは、1日家事1つをやるようになり、徐々に家事の数を増やしていきました。
なぜ家事なのかというと、主治医から苦手なこともやれるようになることに意味があると言われたので、私の場合は好きなこと+家事の形になりました。
また、8か月位経ってからは仕事関連の勉強も再開し、始めは1日1時間から、徐々に時間を伸ばして週5日4時間がこなせるようになるまで続けました。
勉強については仕事以外のことも含めて結構長い期間取り組んだので、また別の記事でもお話してみます。
そして約1年が経ったころ、やっと職場での慣らし出勤というステージにたどり着くことが出来ました。
1年ほどの期間をざっと思い出してこの記事を書いていますが、思い返すとあっという間でも気分が落ちたり、戻ったりしながら毎日一生懸命積み上げていった気がします。