【うつ病】経験者が伝えたい休職中の過ごし方
私はある日うつ病と診断され、突然休職することになりました。
この記事では復職者である私自身の経験を基に、うつ病で休職している方に向けて、休職期間中のおすすめの過ごし方を説明しています。
休職期間中の過ごし方
休職期間中の最も大切なこと
休職中の過ごし方で最も大切なことは『しっかり休むこと』です。
うつ病の急性期は無理をする必要はありません。
動けない日は横になっていても大丈夫です。
休職者に求められていることは病気を治すこと、つまり職場に仕事が出来る状態で戻ることです。
そのために休むことは必要なことですので、どんどん休みましょう。
しっかり休むことが大切な理由
休職中はついつい早く職場に戻らなければとか、どうしたらうつ病が治るのかなど色々と考えてしまいます。
正直にいうと、そのように考えている状態では常に考え事をしていて頭が休まらず、精神的に休息がとれていません。
しっかり休むというのは、うつ病の要因となった仕事などのことを考えずに過ごすことです。
仕事のことを考えないなんて無責任のような気がしますが、病気を治すことが求められているので罪悪感を感じる必要はないでしょう。
診断に頼り、休むことを正当化する。
休みがしっかりとれるようになると、次第に嬉しさや楽しさといった感情や意欲なども戻ってきます。
また、復帰することはゴールではありません。
無理矢理頑張ると再休職してしまうことにもつながりますし、復帰後の生活のためには休息をしっかりとれる習慣をつくることが必要になります。
筆者の経験
筆者の休職中の過ごし方は今までの記事にまとめてあります。
今回は、経験の中で必要だと感じたことを休職3ヶ月以内(症状が酷い時)とそれ以降に分けて挙げてみました。
また、よかったら今までの記事も読んでみてくださいね。
休職3ヶ月目まで
この時期は一番つらい時期です。
ですから出来ることから少しずつ始めてみましょう。
私がやってよかったと思ったことは次のようなことです。
- まずは、しっかり休む、寝る。
-
薬を飲む。
-
病院に行く。
-
体調を記録する。(カレンダーや日記に〇✖△を使って記録していました。)
-
午前中に散歩をする。(近場の公園でもOK。日にあたりましょう。)
休職3ヶ月目以降
何か出来るかなと思い始めたら、まずは自分の趣味などを好きなことをやってみましょう。
休職中に遊んだって構いません。治療の一環です。
次に好きなことが出来るようになったら、集中力を高めるようなことをしましょう。これは復職する時にも役に立ちます。
例えば、手芸や簡単な勉強などがおすすめです。
もちろんはじめは30分とか短い時間で大丈夫です。
徐々に時間を伸ばしていきましょう。
最後に伝えたいこと
休職中の方には無理をせず、しっかり休んで欲しいと思います。
ついつい先のことを考えてしまいがちですが、目の前のことだけを見て、楽しいと思える時間を見つけて欲しいと思います。
焦らずゆっくり進んでみてください。