休職期間に上限はあるの?
いざ休職をしていると一体いつまで休むことになるのかということを思うと同時に、そもそも休職期間に制限はあるのだろうかと考えてしまうことがあります。
そこで今回は休職の期間にまつわることについてまとめていきます。
休職のルール
休職とは
まず、休職とはどのような状況なのかを調べてみると、ウィキペディアには次のように記載があります。
休職とは雇用されたまま長期間の労働義務が免除され、かつ雇用契約はそのまま持続すること。
病気などを理由に就業することが困難な場合にとられる方法のひとつです。
雇用は維持されるので、就業できない理由がなくなればまた仕事をすることが可能になります。
休職期間のきまり
今回のテーマ、いつまで休職できるのかという点についてです。公務員の場合と民間企業の場合でことなるので、それぞれ説明していきます。
公務員の場合
各自治体の条例をみると、3年を超えない範囲との規定があるので、3年が上限になります。
また、通算して3年と定められているため、一年間休職し復職、その後再休職することになった場合は残りの2年間が休職可能な期間となります。
公務員の場合は、病気休暇が90日あるので、再休職しそうな場合は早めに休み、病気休暇をうまく使いながら休職を回避出来るといいのかもしれません。
(病気休暇については、また今度調べてみようかと思っています。)
民間企業の場合
公務員はどこの自治体でも国の人事院の方針が採用されていましたが、民間企業の場合はその会社によって様々な就業規則があるので3ヶ月から3年と幅があります。
そのため、自分の会社がどのような規則を定めているのかを知ることが重要です。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、休職期間として最も多い期間は、半年から1年で全体の22.3%とのようです。
休職しているときに大事なこと
いつまでも休職が可能というわけにはいきませんが、休職している時は期間のことを考えずに「休むことに専念する」ことが最も大事なことです。
お金についても、傷病手当などの制度もあります。
先のことは意外とどうにかなるものなので、まずは病気を治す、和らげることを最優先にしましょう。